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防災の基本をおさらい『お・か・し・も・ち』の心得

防災の基本をおさらい『お・か・し・も・ち』の心得


目次[非表示]

  1. 1.概要
  2. 2.『お・か・し・も・ち』とは?
    1. 2.1.お:おさない
    2. 2.2.か:かけない
    3. 2.3.し:しゃべらない
    4. 2.4.も:もどらない
    5. 2.5.ち:ちかづかない
  3. 3.まとめ

概要

 災害時に命を守るための「お・か・し・も・ち」という覚えやすい合言葉をご存知ですか?この記事では、防災の基本となるこの心得について詳しく解説します。災害が起こる前に、ぜひ再確認しておきましょう

『お・か・し・も・ち』とは?

 「お・か・し・も・ち」とは、避難時の基本的な行動を指示するための頭字語で、それぞれ「お」:おさない、「か」:かけない、「し」:しゃべらない、「も」:もどらない、「ち」:ちかづかない、を表します。これを覚えておくことで、冷静に行動し、安全確保ができるようになります。

 災害はいつどこで起こるかわかりません。突発的な災害に直面したとき、冷静に迅速に行動するためには、事前に適切な行動をしっかりと体得しておくことが大切です。「お・か・し・も・ち」はそのための基本的な指針となるものです。 

お:おさない

 避難時に一番大切なのが「おさない」ことです。興奮や恐怖から他の人を押しのけてでも前に進もうとする心理が働きがちですが、これは非常に危険です。押し合いが発生することで、転倒や混乱を招き、結果的に脱出速度が遅くなり、被害が拡大する可能性があります。

 特に狭い通路や階段では、押し合いが大事故につながるリスクが高まります。お年寄りや子ども、体の不自由な方がいる場合は、なおさら注意が必要です。常に他の人と距離を保ち、自分のペースで落ち着いて進むことを心掛けましょう。避難訓練を通じて「おさない」という行動を体得しておくことが推奨されます。

か:かけない

 災害時は自然と焦りから走り出したくなりますが、「かけない」ことが重要です。走ることによって転倒や衝突、落下などの二次災害を引き起こすリスクがあります。また、避難経路が複雑な建物内では、パニック状態で走ることで迷子になったり、危険な場所に入り込んだりする可能性もあります。

 避難をスムーズに行うためには、地震や火災が起きた際の避難ルートを日頃から確認しておくことが重要です。地域の防災訓練に参加することで、実際の避難方法やルートを体験し、「かけない」ことの重要性を体感することができます。落ち着いて歩くことで、周囲の状況を把握しやすくなり、安全に避難することが可能です。

し:しゃべらない

 「しゃべらない」ということも、避難時には非常に重要です。災害時にはパニックに陥りやすく、多くの人がいろいろな情報を求めて騒がしくなりがちですが、無駄な会話は避難の妨げになります。大声で話すことで、必要な避難情報や緊急メッセージが聞こえなくなり、全体の安全が脅かされることがあります。

 避難時には、指示を出す人の声に集中し、他の人と余計な会話を控えることが望ましいです。携帯電話やスマートフォンでの連絡も、避難が完了するまで控えめにする必要があります。救援活動が行われている場合、しゃべらないことで救助側の指示がスムーズに伝達され、迅速かつ効率的な避難が可能となります。

も:もどらない

 災害時に一度避難を開始したら「もどらない」ことが非常に大切です。一度避難を始めた後に、自分の荷物や大切なものを取りに戻ろうとする行為は非常に危険で、命を危険にさらす可能性があります。突然の災害で忘れ物を取りに戻った人が、余震や新たな火災の発生に巻き込まれるケースは実際にも多く報告されています。

 避難指示が出された場合は、まず自分の命を最優先に行動してください。戻ることで他の避難者の動きに影響を与え、混乱を招くこともあります。安全な場所に到着したら、再度避難指示が解除されるまでその場所で待機することが基本です。避難経路は常に複数を考えておくと、より一層の安全が確保されます。

ち:ちかづかない

 最後の「ち」は「ちかづかない」となります。災害時には直接的な危険だけでなく、二次災害のリスクも考慮する必要があります。例えば、電線が倒れている場所やガラスが散乱している場所、火災が発生している建物など、明らかに危険と思われる場所には近づかないことが重要です。

 特に地震の後は、建物の倒壊や落下物、ガス漏れなどの危険が潜んでいます。これらの危険を避けるためには、日頃から徹底した防災訓練を行い、どの場所が危険であるかを認識しておくことが大切です。また、災害時に怪我をしないためにも、避難時にはヘルメットや手袋を装着するなどの対策を講じましょう。情報収集も重要で、公式な避難情報や警報に基づいて行動することが求められます。

まとめ

 「お・か・し・も・ち」を覚えておくと、緊急時に冷静な判断と行動が可能になります。災害はいつ起こるかわかりませんが、日頃からこの基本的なルールを頭に入れておくことで、自分自身や周囲の人たちの命を守る助けとなります。日常的に防災訓練や情報の確認を行い、災害時に備えておきましょう。

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