避難所行動支援アプリ N-HOPS(エヌ・ホップス)

経験者がいなくても、
その場にいる人で、
避難所を動かせるように。

大規模災害では、
すべての避難所に経験者がいるとは限りません。

N-HOPSは、避難所で必要な行動をその場で確認できるようにし、経験や知識の有無にかかわらず、現場にいる人が初動を進めやすくする自治体向けのWebアプリです。

各地の自治体で、N-HOPSの導入・トライアル・訓練活用が広がっています。

※2026年8月時点の実績


  • ABOUT
N-HOPSとは

避難所の手順を、
「読むもの」から
「その場で行動できるもの」へ。

避難所運営マニュアルには、
発災時に必要となる多くの情報が整理されています。

しかし、実際の避難所では、
限られた時間のなかで必要な情報を探し、
「次に何をするか」を判断しなければなりません。

N-HOPSは、既存のマニュアルや手順書をもとに、
現地で実行する行動を分かりやすい支援ガイドとして整理します。

避難所に掲示したQRコードからアクセスし、
スマートフォンの画面を見ながら、
その場で必要な作業を一つずつ進めることができます。

  • WHY N-HOPS
なぜ、いま必要なのか

マニュアルはある。
訓練もしている。
それでも、本番で動けるとは限らない。

多くの自治体では、避難所運営マニュアルを整備し、
HUGや避難所開設訓練などを通じて、地域の防災力向上に取り組んでいます。

一方、実際の災害では、
訓練に参加した人や避難所運営に慣れた人が
必ずその場にいるとは限りません。

また、地域の担い手不足や高齢化によって、
一部の人が持っている知識や経験を
次の担い手へ受け継いでいくことも難しくなっています。

01
実践する機会が限られている

知識を学ぶ機会があっても、
実際に自分で手を動かし、避難所を立ち上げる経験は限られています。

02
知識や経験が一部の人に集中する

鍵の開錠、施設点検、受付設置、掲示、動線づくりなど、
初動のノウハウが経験者に集中しやすくなります。

03
本番では、経験者がいない可能性がある

災害は、人や場所、時間を選びません。
その場に集まった人だけで、初動を進めなければならない可能性があります。

必要なのは、
「できる人」を増やし続けることだけではありません。


  • OUR VISION
N-HOPSが目指していること

「できる人」を増やすだけでなく、
「誰でもできる状態」をつくる。

避難所運営を、
特定の人の記憶や経験だけに頼らない。

必要なときに、必要な場所で、
その場にいる人が「次に何をするか」を確認できる。

私たちがつくりたいのは、
経験者がいなくても、現場が止まらない状態です。

経験者に聞かなければ動けない状態から、
その場にいる人が自分で確認して動ける状態へ。

人にノウハウがある状態から、 
仕組みにノウハウがある状態へ。


  • HOW TO USE
N-HOPSの使い方

スマホを開けば、
次にすることが分かる。

難しい操作を覚える必要はありません。

避難所に掲示されたQRコードからN-HOPSを開き、
いま必要な作業を選択。
支援ガイドを確認しながら作業を進めます。

STEP

01

QRコードからアクセス

避難所に掲示されたQRコードをスマートフォンで読み取り、N-HOPSを開きます。

STEP

02

利用を開始

アカウントをお持ちの方はログイン。
アカウントがない場合も、設定に応じてゲストとして利用できます。

STEP

03

必要な作業を選ぶ

表示されたメニューから、
いま行う必要がある作業を選びます。

STEP

04

支援ガイドに沿って進める

写真や説明を確認しながら、
その場で一つずつ作業を進めます。


  • FEATURE
避難所では、なにができる?

「何をすればいい?」を、
その場で確認できます。

N-HOPSでは、避難所ごとに必要な行動を
支援ガイドとして登録できます。

施設の開錠、施設点検、受付設置、掲示、資器材の準備など、
その避難所で必要となる作業を、
実際の行動順に確認できます。

写真や図、動画を使った案内も可能です。

  • FEATURE
災害対策本部では、何ができる?

「どこが動けているか」を見ながら、支援を考えられます。

大規模災害では、複数の避難所が同時に開設されます。

N-HOPSでは、各避難所の開設状況や進捗を本部側から確認できます。

電話や無線だけに頼るのではなく、
各避難所の状況を一覧で確認することで、
支援が必要な避難所を判断しやすくします。


  • UPDATE
訓練で終わらせない

気づきを、
次の人が使える手順に変える。

避難所の手順は、一度作れば完成するものではありません。

実際に訓練してみることで、

「ここでは迷いやすい」
「この写真があった方が分かりやすい」
「実際の保管場所と違っていた」

といった気づきが生まれます。

N-HOPSでは、そうした気づきを支援ガイドへ反映し、
避難所ごとの実情に合わせて手順を更新できます。

訓練するたびに、
「再現できる状態」を高めていく。


  • RESULTS
トライアルで見えてきたこと

「使えるか」を、
実際の訓練で確かめています。

N-HOPSは、自治体の避難所訓練で実際に使用し、
現場での操作性や初動への効果を検証しています。

※開設作業時間、自信度は、令和7年度「内閣府 官民連携による避難所運営の質向上強化事業」で実施した訓練結果によるものです。
※訓練条件・対象作業により効果は異なります。

  • CASE
導入・トライアル事例

職員向け、住民向け。
図上でも、実地でも。

自治体ごとの課題や訓練目的に応じて、
N-HOPSの活用方法も異なります。

実際の避難所を使った訓練だけでなく、
図上訓練や職員研修などでも活用されています。

東京都 中野区


地域住民 × 図上訓練

地域住民が班に分かれ、
避難所への到着から避難者の受入準備までを体験。

説明を聞くだけではなく、
自分たちで考えながら初動を進める訓練を実施しました。


72%
「N-HOPSがあれば避難所開設を進められる」と回答。

石川県 能美市


地域住民 × 実地訓練

実際の施設で、受付設置、本部設置、掲示物の設置などを実施。

マニュアル利用時とN-HOPS利用時の作業を比較し、
実際の開設作業への効果を検証しました。


約46%短縮
開設作業時間を短縮。

青森県 青森市


避難所開設担当職員 × 図上訓練

3日間で224名の職員が参加。

N-HOPSを使いながら、
避難所到着後に何を確認し、どのように初動を進めるかを体験しました。


71%
「N-HOPSがあれば避難所開設を進められる」と回答。

東京都 江東区


区職員 × 実地訓練

発災直後を想定し、
実際の避難所で初動対応や設営の流れを確認しました。


85%
「N-HOPSがあれば避難所開設を進められる」と回答。


  • TRIAL
まずは、実際の訓練で。

1避難所から、N-HOPSを試すことができます。

新しいシステムだからこそ、
資料だけで判断する必要はありません。

現在お持ちの避難所マニュアルや、
予定している訓練を活かしながら、
実際の現場でN-HOPSをお試しいただけます。

操作性だけでなく、

「その場にいる人で本当に動けるか」
「今のマニュアルで不足している情報はないか」
「訓練を本番につなげられそうか」

といった点も、訓練を通じて確認できます。

01 ヒアリング

現在の避難所運営や訓練の状況を伺い、対象避難所や確認したい内容を整理します。

02 データ準備

避難所マニュアル等をもとに、対象避難所・参加者・確認内容を整理します。

03 トライアル実施

実際の訓練でN-HOPSを使用し、操作性や初動への効果を確認します。

04 振り返り

結果や参加者の声を整理し、今後の訓練や導入検討につなげます。

  • SUPPORT
導入した後も

避難所ごとの手順を、一緒に育てていきます。

N-HOPSは、システムを導入して終わるサービスではありません。

既存の避難所マニュアル等をもとにした初期データ作成や、
訓練を通じた見直しなど、自治体の運用状況に応じた支援をご用意しています。

最初からすべての避難所を整備するのではなく、
一部の避難所から始め、確認しながら広げていくこともできます。

FAQ

よくあるご質問

Q.

N-HOPSはどんなサービスですか?

A.

N-HOPSは自治体が契約主体となり、防災担当職員や避難所開設・運営に関わる職員、施設関係者、地域住民などが利用するサービスです。

運用方法に応じて、自主防災組織など避難所開設・運営に携わる地域の方が、QRコードから支援ガイドを利用することもできます。

【ご案内】
現在、避難所開設・運営に携わる地域住民や自主防災組織の方から、N-HOPSの利用に関するお問い合わせをいただくケースが増えています。

地域住民・自主防災組織の方でN-HOPSの利用をご希望の場合は、お住まいの自治体の防災担当部署へN-HOPSをご紹介いただき、自治体を通じてトライアルや導入をご検討ください。

Q.

トライアルはできますか?

A.

はい。導入前に、一部の避難所や訓練でN-HOPSをお試しいただけます。
現在のマニュアルや訓練内容を確認したうえで、実施方法をご相談します。

Q.

既存の避難所運営マニュアルや開設キットは使えなくなりますか?

A.

いいえ。既存のマニュアルや開設キットを置き換えるものではありません。
現在の運用を活かしながら、現場で必要な手順を確認しやすくする仕組みとして併用できます。

Q.

インターネットがつながらない場合は使えませんか?

A.

事前に端末へデータを保存しておくことで、オフライン環境でも支援ガイドを確認できます。
また、N-HOPS上で作成した画面はPDFとして出力し、紙で備えることも可能です。

Q.

避難所ごとに内容を変更できますか?

A.

はい。自治体や避難所ごとの運用ルール、施設状況に合わせて支援ガイドを編集・更新できます。

Q.

災害対策本部から避難所の状況を確認できますか?

A.

はい。各避難所のステータスや進捗を一覧で確認し、支援判断に活用できます。

  • JOURNAL
避難所運営について、考える。

自治体の防災担当者へのヒアリングや、各地の避難所訓練を通じて見えてきた課題や工夫をご紹介しています。

CONTACT

災害時に必要なのは、
すべてを覚えている人ではありません。
必要なときに、
次の行動を確認できること。

N-HOPSは、
平時の訓練で実際に使い、
そこで得た気づきを手順へ戻しながら、
発災時にも使える状態をつくります。

避難所運営を、
経験のある人に頼る状態から、
その場にいる人で動ける状態へ。

ご不明な点はお気軽にお問い合わせください