避難所運営を担うのは、地域住民や運営委員会。しかし現実には、人数不足や高齢化、マニュアル運用の難しさといった課題が山積しています。
2024年10月、渋谷区「つばめの里・本町東」では、そうした不安を解消するため、避難所支援アプリ「N-HOPS」を活用した開設訓練(トライアル)を実施しました。
現場で起きたこと、参加者の声、そして見えてきた課題とは何だったのか──。本記事では、リアルな体験をもとにその成果と今後の展望をお届けします。
渋谷区には33の避難所がありますが、それぞれの運営体制にはばらつきがあります。
「人手が足りない」「運営者の年齢層が高い」「新しいメンバーへの引き継ぎが難しい」──これらは、渋谷区防災課をはじめ、全国の防災担当者が直面している共通の悩みです。
そこで今回は、指定避難所「つばめの里・本町東」において、誰もが“見れば動ける”避難所支援ツールとして、N-HOPSを使った実証訓練を行いました。
2024年10月27日、渋谷区の指定避難所「つばめの里・本町東」で行われた訓練では、避難所開設に必要な準備作業(施設点検、資機材の確認・配置など)を、N-HOPSのアプリ画面に従って参加者が実施しました。
N-HOPSは、避難所ごとの特性に合わせて作業手順をカスタマイズ表示。写真付きで作業を視覚的に案内するため、紙のマニュアルに比べて“実感を持って理解しやすい”と評価されました。
また、スマートフォン操作に不慣れな層にも配慮したデザインにより、「初めてでも、1ステップずつ確実に作業を進められた」という声が多数寄せられました。
「操作がシンプルでわかりやすかった。表示も見やすく、写真が助けになった」
「避難所開設の経験がなくても、これがあれば1人でもある程度できそう」
「マニュアルよりも直感的で、高齢者や若者でも使いやすいと感じた」
災害時の避難所開設を考えると、現状のやり方では避難所運営委員会の皆さんに多くの負担がかかっていると感じています。
渋谷区には33カ所の避難所がありますが、地域によって運営人数や年齢層などの課題が異なります。
N-HOPSのようなツールによって、誰でも開設できる状態を整えることができれば、属人化せず、避難所の品質を一定水準で担保できるのではないかと期待しています。
つばめの里でのトライアルは、「任されたから不安」ではなく、「これがあれば私でもできる」と思える体験を提供しました。
防災担当者の皆様が“誰に任せても安心できる避難所運営”を実現するために、N-HOPSを使って次のスタンダードをご一緒に作りませんか?
現場の不安を、仕組みで解消する。N-HOPSは、そんな防災担当者の思いに応える支援ツールです。
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