帝京大学 学園祭【青舎祭】
導入事例

帝京大学 学園祭に非常食パンを寄贈

― 学生が非常食パンをラスクに加工、防災とフードロス削減の「体験」に ―


帝京大学 学園祭で実現した「防災×フードロス」教育のかたち

 2025年10月25日・26日に開催された、帝京大学八王子キャンパスでの学園祭【青舎祭】にて、非常食パン約130食を能美防災からフードバンクを介して帝京大学 法学部 朴井研究室へ寄贈しました。

 研究室のゼミ生は、この非常食パンをラスクに加工し模擬店で提供。賞味期限が近くなり通常販売には適さなくなった非常食パンを、無駄にせず、「学び」の材料や「フードロス削減」を考えるきっかけとして活用しました。

 「非常食は備えるもの」というイメージを、「日常でも美味しく食べることができるもの」へと広げることを目指し、「防災」と「食品ロス削減」をテーマに企画しました。来場者に味わいながら学べる体験を提供しました。あわせて販売されたSDGs弁当(アルファ米)と合わせ、2日間で計548食を提供。SDGs弁当は模擬店グランプリで3位を受賞しました。

実施の背景|フードバンクとの連携から生まれた、新たな防災教育のかたち

 今回の企画は、ストクル+を通じて連携を続けているフードバンクから、「学園祭での非常食提供をお願いできないか」という打診を受けたことがきっかけでした。

 防災意識の向上と食品ロス削減という目的から、賞味期限が近くなり通常の販売には適さない非常食パンを選定。教育・啓発の一環として、帝京大学 朴井研究室での活用を提案し能美防災からフードバンクを介して寄贈しました。

反応と成果|「食べて知る防災」が、来場者と学生に広がる学びに

 今回は、学生たちが加工から提供、発信までを主体的に担うことで、非常食を単なる「備え」から、「体験を通じて学べる機会」に変え、「防災」や「食品ロス削減」といった社会的テーマを、自ら考え、伝える実践の場となったようです。

 購入者からは、「非常食がこんなにおいしいとは思わなかった」「防災への備えを身近に感じた」といった感想が寄せられました。ラスクは子どもにも好評で、来場者にとっては、新しい気づきのきっかけとなったようです。

 その結果、模擬店グランプリでは見事3位に入賞。防災と食というテーマを、楽しさとともに伝える力が評価されたようです。

まとめ|小さなきっかけから広がる、新しい防災のかたち

 今回の取り組みは、非常食の有効活用と防災教育を合わせた1つのモデルケースとなりました。フードバンクとのつながりを通じて生まれた提案が、学生たちの創意工夫によって形となり、来場者に「防災」と「食品ロス削減」の大切さを、楽しく・おいしく伝える機会となりました。

 また、能美防災にとっても、非常食が持つ価値や役割を再発見するきっかけとなりました。現場での実践を通じて、企業としてどのように貢献できるか、今後の可能性を考える貴重な学びとなりました。

 今後も、今回の経験を活かしながら、「おいしく・たのしく・まなべる防災」の可能性を広げてまいります。

※重要なお知らせ
 本件は、能美防災からストクル+連携先フードバンクを通じて帝京大学 朴井研究室への寄贈によって実施したものであり、当社による販売や対価の受領は一切ありません。また、この取り組みはストクル+のサービス提供や契約、運用とは一切関係がなく、完全に独立した寄贈活動です。学園祭での価格表記などは朴井研究室側の企画運営上の表示であり、当社の販売行為を示すものではありません。

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