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遠隔監視で火災リスク低減~防災支援システム『TASKis®』の活用方法

遠隔監視で火災リスク低減~防災支援システム『TASKis®』の活用方法


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目次[非表示]

  1. 1.遠隔監視でリスク低減する「 TASKis®」とは?
  2. 2.遠隔監視でリスク低減する「 TASKis®」システムの特長と機能
    1. 2.1.迅速な状況把握
    2. 2.2.的確な対応
    3. 2.3.訓練による事前準備
  3. 3.遠隔監視でリスク低減する「 TASKis®」実際の運用とその効果
  4. 4.遠隔監視でリスク低減する「 TASKis®」他の災害にも対応可能な柔軟性
  5. 5.遠隔監視でリスク低減する「 TASKis®」のまとめ

概要

 現代社会において防災は重要な課題です。能美防災株式会社が開発した、消防防災製品等推奨品[推奨番号:推防災第58号](一般財団法人日本消防設備安全センター)にもなっている 『TASKis®』は、防火管理のソフト面にアプローチすることで、有事の際に適切な対応を支援します。本記事では、『TASKis®』の機能とその特長について紹介し、現場での具体的な利用方法について解説します。

遠隔監視でリスク低減する「 TASKis®」とは?

 『TASKis®』(task information system)は、防災支援システムとして能美防災株式会社が開発した製品です。このシステムは、防火管理のソフト面にアプローチすることで、防災の知識や経験が少ない方でも有事に迅速かつ的確な対応ができるようサポートします。従来のハードウェアに依存した防災システムとは異なり、スマートフォンを活用し、直感的に使えるユーザーフレンドリーなインターフェースを提供しています。

 例えば、火災発生時には自動火災報知設備と連動して、瞬時に火災発生情報をPush通知で通知する機能があります。この機能により、自衛消防隊はどこにいても即座に状況を把握し、迅速に初動対応を行うことができます。また、TASKis®は火災以外の災害にも対応しており、例えば地震や設備異常時などにも役立つ多機能なシステムです。

緊急時の初動対応を迅速化するTASKis7

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遠隔監視でリスク低減する「 TASKis®」システムの特長と機能

 『TASKis®』は、以下の3つの主要機能を持っています。それぞれが防災支援において重要な役割を果たしています。

迅速な状況把握

 火災発生時には、自衛消防隊員のスマートフォンにPush通知が送信され、即座に火災の発生場所や状況を把握できます。フロアマップに火災発生場所が詳細に表示されるため、どこで火災が発生したかを一目で確認することができます。これにより、防災センターを経由せずに直接現場に向かうことができるため、初動対応の速度が向上します。

 さらに、写真を撮影・送信する機能があり、その画像は管理者用のWebサイトに集約され、全ての自衛消防隊員と共有可能です。これにより、火災状況を視覚的に把握し、的確な対応が可能となります。

緊急時の初動対応を迅速化するTASKis4

的確な対応

 『TASKis®』は、ユーザーに取るべき行動を端的に示し、適切な対応をサポートします。例えば、火災が発生した場合には、初期消火や避難誘導などの具体的な行動指示が端末に表示されます。さらに、行動の実施状況をワンタッチで報告できるため、リアルタイムでの情報共有が可能です。

 この機能は、情報のやり取りが頻繁に発生する有事の際に特に有効です。各自が的確な役割を果たすことで、全体の対応がスムーズに進行します。また、正常性バイアスによる行動遅延を防ぎ、全員が確実に行動できる環境を提供します。

緊急時の初動対応を迅速化するTASKis5

訓練による事前準備

 『TASKis®』では、自動火災報知設備を動作させなくても本格的な簡易防災訓練が行えます。この機能により、通常業務への影響を最小限に抑えつつ、包括的な訓練が可能です。特定のフロアだけを対象にした訓練も可能で、その場所ごとにカスタマイズされた訓練が行えます。

 さらに、遠隔地でも訓練を行うことができ、在宅勤務中の社員にも対応しています。繰り返し訓練を行うことで、トラブル対応マニュアルの周知徹底が可能となり、有事の際の対応力が向上します。

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遠隔監視でリスク低減する「 TASKis®」実際の運用とその効果

 『TASKis®』の導入によって企業の防災対応はどう変わるのでしょうか。従来の防災システムでは、火災や災害の発生時に迅速かつ的確な対応が難しい部分がありました。しかし、TASKis®の導入により、各企業の防災・安全担当者は多くの課題を克服できます。

 例えば、火災が発生してもその場所を迅速に特定し、初動対応に時間をかけずに済むようになります。また、防災訓練の参加率が向上し、教育の機会が増えることで、全員が的確な対応を取れる状況が整います。トラブル中の情報共有も容易になり、円滑な対応が可能となるでしょう。

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遠隔監視でリスク低減する「 TASKis®」他の災害にも対応可能な柔軟性

 『TASKis®』は火災対応だけでなく、地震、疾病発生、設備異常など多岐にわたる緊急事態にも対応可能です。各種災害ごとに異なる対応策を設定し、それぞれの隊員に役割を持たせておくことで、どのような状況でも迅速に対応できます。

 また、ルーチンワークである巡回点検にも有効であり、日常業務の効率化にも寄与します。Push通知による行動指示機能は、特定のチームにのみ通知することができるため、必要な情報だけを適切なタイミングで提供可能です。

遠隔監視でリスク低減する「 TASKis®」のまとめ

 『TASKis®』は、防災支援において革新的なシステムです。迅速な火災発生の把握、的確な対応指示、訓練による事前準備など、多機能なシステムが一体となって防災活動を支援します。また、火災以外の災害にも対応できる柔軟性があり、企業の防災・安全担当者にとって非常に有益なツールとなるでしょう。企業の防災力を高めるために、『TASKis®』の導入をぜひ検討してみてください。  

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