ミカド電子株式会社様
導入事例

業界： 電子部品製造
企業概要：
電子機器の製造・防災商品販売を手掛けるミカド電子株式会社様は、経営理念として「誠実で正直であること、効率を追求する集団であること、顧客のニーズを常にキャッチすること、オリジナリティーを発揮しプロ意識を持つこと」の４つを掲げています。この経営理念実現の一つとして、「ストクル+」を導入いただきました。今回、その導入背景について、社長の芝崎様にお話を伺いました。

「ストクル+」導入前のミカド電子株式会社様は、備蓄品の賞味期限管理とその処分方法について課題を抱えていました。「今までは入替により不要となる備蓄品の有効活用に頭を悩ませていました。それらをただ廃棄するのはもったいない、今の時代にそぐわないと感じていました。」と芝崎さんは振り返ります。この状況は、業務の生産性低下だけでなく、地域社会への貢献機会の損失にもつながっていました。

「ストクル+」は一箱からでも寄付が可能なため、企業規模を問わず導入しやすい点、食料に困っている人を援助するという、直接的な社会貢献が実現できる点に魅力を感じ、採用いただきました。「私たちのような中小企業でも、はじめやすい社会貢献活動は何かを模索していました。また、ストクル+を利用した際に我々が寄付した備蓄品がどのように活用されるのかのイメージが具体的に見えたので、安心して任せられました。売上の一部がフードバンクに寄付されることで、当社が間接的にフードバンクの支援ができることもよかったですね。」と芝崎様に語っていただきました。「ストクル+」は、企業が持続可能な社会の実現に貢献できるプラットフォームを提供しており、これが導入の決め手となりました。

「ストクル+」導入後、入替によって生じる賞味期限の短い備蓄品の処分方法検討が不要となりました。これにより、食べられるものを捨ててしまいもったいないという思いが無くなると同時に、地域社会への貢献、備蓄品に関する業務量も削減され、リソースを他の生産的な活動に振り向けることが可能になりました。さらに、従業員も社会貢献活動につながる取り組みを歓迎しており、自社HPに寄付情報を掲載したことで、取引先や金融機関からも話題として取り上げられました。

ストクル+の効果：
「ストクル+」の導入により、サステナビリティ活動に取組むことができ、企業イメージの向上につながったことから、顧客や地域社会からの信頼を得ることができました。また、業務効率が向上することで企業負担が軽減されました。この取り組みを通じて、社会貢献活動を社会に対し発信していくことの重要性がわかりました。芝崎様は、「このような取り組みを行うことは、企業の社会的責任を果たす上で非常に重要だと再認識しました。」と語っていただけました。
将来への期待：
また、芝崎様は「ストクル+」に対して、現在の備蓄食料だけではなく、今後さらに備蓄品に限らない、多様なモノが寄付可能となることを期待しています。「もし、さらに多種類のモノを寄付することができれば、私たちの社会貢献の幅も大きく広がります。また、そのようなサービス拡充が、他の多くの企業にも『ストクル+』の導入を促すきっかけになると信じています。そして、私たちが寄付をしたフードバンクと直接交流する機会があれば、より具体的な社会貢献につながるのではないでしょうか」と語っていただきました。

おかげさまで2024年7月に30期を迎えることが出来ました。これも、お取引先各社様との信頼関係の下、たどり着いた結果です。この30年間、基本になっていたのは、やはり、社会に役立つ企業として、ひとつの業務に対し責任をもって実行することに尽きます。今回のストクル+への参加も、その一環と位置付けております。