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学校防災の課題を解決する5つの方法とは?

学校防災の課題を解決する5つの方法とは?


目次[非表示]

  1. 1.概要
  2. 2.課題解決5つの方法
    1. 2.1.1定期的な避難訓練の実施
    2. 2.2.2防災リーダーの育成
    3. 2.3.3防災設備の充実
    4. 2.4.4防災教育の強化
    5. 2.5.5地域との連携
  3. 3.まとめ

概要

 学校は子どもたちが一日の多くを過ごす場所であり、そこでは生徒たちの安全が最優先されるべきです。しかし、災害時の対応や防災の取り組みにはまだまだ課題が多くあります。この記事では、学校防災の課題を効果的に解決する5つの方法について説明します。

課題解決5つの方法

1定期的な避難訓練の実施

 まず初めに、定期的な避難訓練の実施は必須です。学校では年に2回、火災や地震、洪水など様々な災害を想定した避難訓練を行うこととなっています。まずは、これらをしっかりと実施することにより、生徒や教師が非常時に冷静に対応できるようになります。ただし、単なる形式的な訓練ではなく、実際の災害シナリオを基にしたリアルな訓練を行うことが求められます。

 例えば、ある小学校では、避難訓練の日時に合わせて、校内に設置されている防災設備を実際に動かして見せたり、消防署の協力により消火器体験や煙体験を行うなどの他、段ボールベッドを実際に組み立てて、お泊り体験を行うこと、災害時の非常持出袋に入っている備蓄食品を災害時の想定でお湯や火器、水道水を使用せずペットボトルの水のみで食べてみたり、体験型の学習を積極的に取り入れて、工夫した防災学習を行っている学校もあります。

2防災リーダーの育成

 次に、防災リーダーの育成が鍵となります。学校内の防災リーダーは、教職員だけでなく高学年の生徒も含むことが理想的です。選ばれたリーダーたちは、防災知識や初期対応のスキルを習得し、他の生徒や教職員に対しても啓発活動を行います。これにより、いざという時に全校が一丸となって行動することが可能になります。

 ある中学校では、防災リーダーとして選ばれた生徒たちが、防災クラブを組成して課題活動として自分達で積極的に防災を学んだり、地域の防災士などから、より実践的な内容を教わる機会を作るなどしている学校もあります。彼らはAEDの使用方法や応急処置の基本を学んでいます。こうした取り組みによって、校内へ防災意識の高まりが波及し、協力意識が強まります。

3防災設備の充実

 防災設備の充実は欠かせません。学校には非常口や避難経路の表示、非常食や飲料水の備蓄、AEDなど決められている範囲での基本的な設置はなされています。しかしながら、任意となっている設備やツールについては、学校によってまちまちのようです。

 具体的な例として、防災頭巾など生徒自身が身を守るためのツールや、アレルギー対応の非常食などについては、生徒自身に委ねられており、まだまだ、十分な体制を整えられているとは言えない状況のようですが、何も起きていない今だからこそ、指針を変更して体制を整えられるチャンスの時期であるはずです。

4防災教育の強化

 防災教育を強化することも大切です。通常の授業の一環として、災害に関する知識を学ぶ機会を増やすことで、生徒自身が自らの安全を守る能力を高めることが期待されます。一部、教科書の内容に含まれている部分もありますが、「想定外の事態が起きた時、何の情報を得て、どう行動するのか」については、教科書には書いていないため、自分達で情報を集めて考え、判断して行動する訓練を繰り返すしかありません。

 ある中学校の先生は、授業とは別の時間に考える防災授業を行いたいと言っています。授業では想定外が起きた時にどう行動するのかを考える内容にし、このようなリアルな体験を通じて、防災意識を高めたいとおっしゃっていました。

 また、伝えるのが難しい火災についてはVRや、ブルーシートを煙に見立てて訓練する授業を行うなどしていました。

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5地域との連携

 最後に、地域との連携を強化することが重要です。学校だけでなく、地域全体で防災に取り組むことが求められます。保護者や地域住民、自治体と連携し、共同で防災訓練や講習会を開催することで、地域全体の防災意識が向上します。また、地域資源を活用した防災計画を作成することで、学校独自の対策だけでは補いきれない部分を補完することができます。

 例えば、ある地域では、学校と地元消防団、自治会が共同で防災訓練を実施しています。訓練では、災害時における避難所の設営や物資の配布、救助活動のシミュレーションを行い、各組織が連携して動くことの重要性を確認しています。また、定期的な意見交換会も開かれ、地域全体で防災対策を強化しています。こうした地域との連携は、災害時における迅速かつ的確な行動を可能にします。

まとめ

 学校防災の課題を解決するためには、定期的な避難訓練、防災リーダーの育成、防災設備の充実、防災教育の強化、そして地域との連携が不可欠です。これら5つの方法を効果的に実施することで、生徒や教職員の安全を確保し、安心して学べる環境を整えることができます。学校における防災対策は、日常の一部として着実に取り組んでいくことが求められます。

 実際の事例を通じて分かるように、具体的な取り組みが学校防災の効果を大いに高めます。皆さんの学校でも、ぜひこれらの方法を参考にして、安全な学習環境を築いてください。

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