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防災訓練ネタ!アイデア満載!学校で行う楽しい防災訓練

防災訓練ネタ!アイデア満載!学校で行う楽しい防災訓練


  防災教育をもっと楽しくもっと身近に!防災学習系カードゲームで実現! 防災の総合会社「能美防災」と、ボードゲームの総合会社「ピチカートデザイン」が共同で”楽しく学べる防災教材”を”本気で”開発しました。対象は小学校高学年以上。大人も夢中になれる面白さです。「防災って難しそう…」そんなイメージを変える、ワクワクする体験を一緒に広めませんか? https://camp-fire.jp/projects/834161/view


目次[非表示]

  1. 1.概要
  2. 2.ゲーム感覚で学べる楽しい防災訓練
  3. 3.防災スタンプラリー
  4. 4.ロールプレイで身につく防災スキル
  5. 5.親子で参加する防災訓練
  6. 6.防災劇で学ぶ、防災の重要性
  7. 7.防災ゲーム教材という新たな選択肢
  8. 8.まとめ

概要

 防災訓練は命を守るために非常に重要ですが、どうしても堅苦しくなりがちです。しかし、楽しい要素を取り入れることで、生徒たちも積極的に参加しやすくなります。本記事では、学校で行う防災訓練を楽しいイベントに変えるアイデアをご紹介します。

ゲーム感覚で学べる楽しい防災訓練

 防災訓練をゲーム感覚で行う方法があります。例えば、「避難経路オリエンテーリング」として避難経路の確認を楽しむことができます。このアクティビティでは、生徒たちは地図を手にし、指定されたポイントを回りながら防災知識に関するクイズに答えるという形式です。クイズの内容は簡単なものから応用までさまざまで、年齢や学年に合わせて調整することが可能です。

 さらに、このオリエンテーリングに時間制限を設けたり、チーム対抗戦にして競い合うことで、より一層興奮と楽しさを生むことができます。また、生徒たちには小さな報酬や認定証を用意して、頑張りをしっかりと評価すると良いでしょう。このようにすることで、単なる訓練が楽しいイベントへと変わり、防災意識が自然に身につけられます。

https://bosai-study.net/houkoku/plan04/gakushu.html#top

引用:防災チャレンジプラン愛知県西尾市立花ノ木小学校・花小PTCA会議 

防災スタンプラリー

 防災スタンプラリーは、生徒たちが校内に設けられた防災ポイントを回りながら知識を身につけていく楽しさが特徴です。各ポイントでは、防災に関するミニゲームやクイズが用意されており、クリアするとスタンプをもらえる仕組みです。全てのスタンプを集めた生徒には、小さな景品や表彰状を贈ることで、達成感を味わえます。

 具体的には、「非常食の試食ポイント」では、非常食の種類や保存方法を学びながら試食を行います。また、「応急処置ポイント」では、包帯の巻き方や簡単な応急処置の方法を実践的に学べるよう設定します。さらに、「避難経路確認ポイント」では、実際に避難経路を歩いて確認し、防災マップを作成するアクティビティも取り入れられます。

 スタンプラリー形式にするだけで、生徒たちは楽しみながら防災知識を身につけ、同時に校内の安全ポイントをパトロールすることができます。これにより普段の防災意識の向上が期待できます。

https://www.city.bunkyo.lg.jp/b009/p000095.html

引用:文京区総務部防災課地域防災担当

ロールプレイで身につく防災スキル

 ロールプレイは実際の防災状況を再現して行う訓練です。たとえば、クラス全員で地震が発生したシチュエーションを演じ、避難行動を実践することができます。この際、教師やスタッフが「救助役」や「怪我人役」として参加し、生徒たちは彼らを助けるための具体的な行動を学ぶことができます。これにより、混乱状況下でも冷静に行動できるようになるのです。

 さらに、他の災害シナリオ、例えば火災や津波、洪水などを取り入れて、複数の状況に対する対応力を養うこともできます。ロールプレイの良いところは、実際に身体を動かしながら学ぶことができるため、テキストだけでは得られない実践的なスキルを身につけられる点です。このような訓練は、生徒たちの防災意識を高めるだけでなく、自信を持って対処できる能力を育成します。

  導入事例│古河市立古河第一小学校様│能美防災 古河第一小学校では、地元の古河市が水害や地震の災害リスクが高いという背景から、児童の防災意識向上を目的として特別な防災教育が計画されました。 能美防災株式会社


親子で参加する防災訓練

 親子で参加できる防災訓練も効果的です。家族単位で避難ルートを確認したり、家庭内での防災対策を話し合ったりします。このような訓練は、親と子供が協力して行うことで、お互いの役割や家族全体の安全について共有することができます。家庭での防災意識を高めるためには、親子でのコミュニケーションが非常に重要です。

 例えば、「家庭防災チェックリスト」を配布し、一緒に点検を行うことができます。また、簡単に作れる防災グッズのワークショップを開催し、親子で一緒に参加することも良い方法です。さらに、避難所までのルートを実際に親子で歩いて確認する「避難訓練ウォーク」なども企画できます。これらの活動を通じて、子供たちだけでなく、親も防災対策をしっかりと理解し、実践することが可能になります。

  地域コミュニティ連携による校区児童との合同自主防災訓練を実施しました。 真剣に消火器の説明を聞く児童たち 令和4年11月12日(土)枚方市立山田東小学校校区において、自主防災訓練が開催されました。 山田東小学校校区自主防災訓練では、土曜の授業参観で教室にて「防災学習」を行 枚方市消防団公式ホームページ


防災劇で学ぶ、防災の重要性

 防災劇を取り入れて、劇を通じて防災知識を伝えることも一案です。生徒たちが自らシナリオを考え、出演者として劇を演じることで、防災意識が自然に身につきます。例えば、劇のテーマとして「地震が発生したときの対処方法」や「火災が発生したときの避難行動」など、具体的なシナリオを設定します。生徒たちは、それぞれの役割を演じながら防災の知識と行動を学びます。

 劇の制作過程では、生徒たちが自ら防災について調査し、情報を共有することで、深い理解が得られます。演技を通すことで、視覚的にも聴覚的にも学べるため、記憶に残りやすいというメリットもあります。さらに、劇を観る側の生徒たちも物語を通じて防災の重要性を理解できるため、全校一丸となって防災意識を高めることができます。保護者や地域住民を招いて発表することで、学校外への防災意識の啓発にも繋がります。

https://bosai-study.net/houkoku/sozai/a/5.html

引用:防災チャレンジプラン

防災ゲーム教材という新たな選択肢

こうした防災教育の流れの中で、最近注目されているのが「防災ゲーム教材」です。
たとえば、災害を“ビースト(怪物)”に見立て、子どもたちが協力しながら適切な備えで立ち向かうカードゲーム『災害ビースト・バトルアタック』はその一例です。

  • 火災、地震、風水害、熱中症など多様なシナリオ
  • 子どもが自ら考え、仲間と協力しながら備えを選ぶ体験
  • 指導者側に専門知識がなくても、教材として使える設計

このような教材とエンタメの中間領域にあるツールが、学校の防災授業や地域活動、家庭学習向けに開発され始めています。

  防災教育をもっと楽しくもっと身近に!防災学習系カードゲームで実現! 防災の総合会社「能美防災」と、ボードゲームの総合会社「ピチカートデザイン」が共同で”楽しく学べる防災教材”を”本気で”開発しました。対象は小学校高学年以上。大人も夢中になれる面白さです。「防災って難しそう…」そんなイメージを変える、ワクワクする体験を一緒に広めませんか? https://camp-fire.jp/projects/834161/view

まとめ

防災訓練の「大切さ」は誰もが理解しているものの、「どう続けるか」「どう興味を持たせるか」は課題として残りがちです。
だからこそ、子どもたちが楽しく・実践的に・自分ごととして取り組める仕組みづくりが求められています。
ゲーム、劇、ロールプレイ、オリエンテーリング、そして新しい防災教材。
多様なアプローチを通じて、防災教育を一歩前へ進めていきましょう。

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